メタバースで「告白練習」 結婚相談所の社長がサービスを開始

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横浜の赤レンガや東京タワーなどをメタバース上で投影し、告白の予行練習ができる。そんなユニークなサービスを始めたのが、スタートアップ「メタカップル」だ。CEOのグンジ・ハナエ氏は結婚相談所を経営してきたが、2023年4月に社長の座を退き、メタカップルを創業した。
グンジ氏は「結婚相談所で男女を引き合わせることはできても、『告白』にどうしても踏み出せないという声が多くあった。気軽な予行練習で自信をつけてもらいたい」と話す。
利用者はメタバース上でさまざまなデートスポットに行き、そこで仮想のアバターを相手に告白をする。利用料は月に500円。声色や表情をAIで読み取り自信度を判定し、アバターが交際の可否を伝えてくれるという。
グンジ氏は、この事業を皮切りに利用者を集め、ゆくゆくはメタバース上でデートができるサービスを作っていく考えだ。
※この物語はフィクションです
リアルな話
すでに先行でサービスを開始した企業もあります。スタートアップのflamersは、バーチャル空間上で恋人探しやデートができるメタバース「Memoria」を4月から始めました。マッチングアプリ「omiai」を運営するエニトグループは約86億円の資金調達を行うなど、恋愛サービスの競争は激化しそうです。
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