「起業家本」増加も売れ行き不調 狙いはブランディング

スタートアップ経営者が、自身の起業体験や自社のサービスをつづった書籍が、ここ最近増加している。
フィクション・スタートアップ 2024.02.18
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スタートアップ経営者が、自身の起業体験や自社のサービスをつづった書籍が、ここ最近増加している。2023年に出版されたスタートアップ起業家の書籍数は、前年比30%に増加。しかし、売れ行き自体は振るっておらず、場合によっては数百部にとどまるケースもあるようだ。都内の書店販売員の女性は「社内の方やご家族、関係者の方がまとめ買いしていくことがほとんど」という。

実際に2023年に書籍を出したというあるスタートアップ経営者は「自社のブランディングにつながる」と話す。世の中で「スタートアップ」という言葉が浸透する一方で、起業家の数も増えている。書籍を出した実績で客観的に信頼性を示し、競合企業などと差別化を図っていく狙いだ。

※この記事の人物・内容はフィクションです

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